松本散歩(5)
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今日のハムスターの回し車の回転数: 12270回転(5.6km)
某ニュースサイトのコラムに「格差に負けない! 給料アップの秘訣とは」というのがあって
読んでみた。今どきの若者の大きな課題だ。
前半はいいことが書いてあったのだが、最後に「蚤の話」がでてきた。
>ノミというのは・・・20センチ飛べる・・・。しかし、高さ10センチほどのコップにいれて
ガラスの蓋をすると蓋に頭を、ガツン、ガツンとぶつけて・・・
しまいに、ノミは蓋にぶつからない程度にしか跳躍しなくなる。・・・10センチしか飛ばなくなる。
そして、蓋を外しても・・・自分の能力を制限して10センチしか飛ばないようになってしまうというお話。
(だから組織を活性化するには20cm飛べるノミをいれると真似して飛べるようになるというお話)
私はこの話を知らなかったのだが、そんなことが本当にあるのか??
YouTubeなどでの検証実験を探してみたのだが、無かった。
同じ疑問を持った人がいて、その人は海外の文献まで当たったが、すべてが「伝聞」であり
エビデンスは無かったと結論付けていた。
その人によれば「茹でガエル」も「伝聞」であり、ガセネタだった。
虫やカエルレベルの脳で「自分の能力を制限」するなんてことは考えられない。
「格差に負けない!」ためには、こういうネットの記事は鵜呑みにせず
まず自分の頭で考えられる人間になろうということかと。
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by tullyz1
| 2016-10-31 17:33